現在、インフラの老朽化対策が社会的な課題となっており、地方自治体においても、道路インフラを適正に維持管理していくことが重要です。特に市町村では、道路構造物の維持管理についての技術ノウハウや土木技術系職員が不足しているなどの課題を抱えています。
今後は、点検や計画策定の定期的な実施に加え、それに基づく修繕の実施も大きな課題となっています。
更に、国において策定された「インフラ長寿命化基本計画」に基づき、各インフラの管理者は、「インフラ長寿命化計画」及び「個別施設毎の長寿命化計画」を策定する必要があります。
これらを踏まえ、橋梁・トンネル等の定期的な点検がスタートしようとするこの機に、道路管理者が連携しながら、技術力の向上、インフラの長寿命化の推進、さらには道路インフラの維持管理についての情報共有や課題解決への連携を深め、道路の管理を効果的に行っていくことが急務となっております。
これらの取り組みに当たっては、個々の道路管理者で対応するよりも県内道路管理者が一体となって対応することが効果的であり、そのための諸活動を行う組織として「山形県道路メンテナンス会議」を設立しました。山形県道路メンテナンス会議の概要や活動内容については、下記のページをご覧ください。
山形県道路メンテナンス会議