その昔、出羽三山参詣や参勤交代で先人たちが歩んだ歴史の道。
庄内地方と内陸をつなぐ出羽の古道・六十里越街道。1200年前に開かれたと伝えられ、室町・江戸時代には、出羽三山への参詣道として、白装束に身を包んだ多くの参詣者で賑わいをみせました。苔むした石畳や様々な史跡が今も残る街道は、当時の面影を今に伝えています。ブナ林が生い茂る自然と歴史の趣に触れるトレッキングをお楽しみください。
■問合せ:✆0237-84-0566(商工観光課)
かつて三山参詣の拠点としてにぎわった旧日月寺。正面総長66.9mという破格の規模を誇り、国の重要文化財に指定されています。
■問合せ:✆0237-74-4732
弘法大師・空海がこの地に訪れた際に、湯殿山を奥の院として、809年に開基しました。かつては「徳川家七祈願所」のひとつとされていましたが、戊辰戦争の折焼き払いわれ、現在の建物は再建されたものです。
■問合せ:✆0237-74-3565(宮司宅)
ここから出羽三山へ向かう行者の列は「湯殿まで笠の波打つ大井沢」と詠まれたほど。
■問合せ:✆0237-76-2416
六十里超街道沿いにある長登観音は最上三十三観音・第17番札所。
■問合せ:✆0237-74-3853
旅の思い出を形に残す、体験メニューが揃っています。
各体験ごとに巧人がていねいに指導してくれます。自分の感性を伝統の技で表現してみませんか?
(問)西川町自然と匠の伝承館 TEL:0237-76-2112 ※体験は要予約