詩人・丸山薫(1899年~1974年)の資料の保存と展示公開など地域文化の振興を目的に平成2年に開館しました。
丸山薫は四季派を代表する詩人で、昭和9年に堀辰雄、三好達治と詩誌「四季」を創刊、四季は昭和18年まで続き、昭和抒情詩の主流をなしていました。
丸山薫が西川町岩根沢で生活したのは、第二次世界大戦終結の直前から昭和23年7月までの僅か3年あまりですが、小学校の教壇に立つかたわら地域の人々と深い関わりをもち詩作活動を続け、岩根沢を舞台に「北国」「仙境」「青い黒板」「花の芯」の4集の詩集を残すなど多くの業績を残しました。
野の花を見ながら、田んぼの土手を歩いたり、おしゃべりをしたり・・・
ボランティアが皆さんを丸山薫が暮らした自然の中にご招待します。
『丸山薫という詩人が戦後、仙境・西川町岩根沢に住んでいました。
岩根沢の自然・人々を詩で表現した作品を多く残しました。
自然の中で、詩も朗読します・・・とても新鮮です。』
4月~10月の第4土曜日に開催。(全7回)
令和5年度は以下の日程で開催予定です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・4月22日(土)『沢鳴りの音』を聞きに・・・/春の喜びを感じさせる沢鳴りの音
・5月27日(土)要害森楯跡までの散策/姫シャガとチゴユリ山々の絶景と新緑のまぶしさ
・6月24日(土)龍神沼への散策/沼に住む龍が空に・・・神秘的で緑の映える場所へ
・7月22日(土)岩松寺と紫陽花/お母様の御位牌がある岩松寺に咲く紫陽花に会いに
・8月26日(土)龍神沼へ/夏の終わりの佇まい
・9月23日(土)郵便局への道を散策/秋の訪れを探し丸山薫の通った道
・10月28日(土)要害森楯跡までの散策/山々の紅葉をゆっくり味わう
※天候や道路状況などにより、散策の中止や内容を変更する場合があります。
※団体へのご案内もいたしますので、日時等をお知らせください。